鹿嶋屋の賃貸経営日誌

埼玉在住大家の賃貸経営日誌。日々の出来事、不動産投資について綴っていきます。

収益物件の取得費

f:id:ooya-kajimaya:20180117184021j:plain

確定申告の時期がやってまいりましたね。私も個人で所有している物件の確定申告があります。領収書など普段から月ごとに分けるなど整理しているので比較的スムーズにいくと思います。

 

昨年初めて収益物件を買われた方などは何から手を付けて良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。 既に何人かに相談を受けております。無料相談も受けまわっておりますので是非聞いてくださいね。

 

 

個人で収益物件を買った最初の申告時の注意点は、やはり取得費をきちんと計上できているかどうかではないでしょうか。こればかりは、一度経費にして申告してしまうと翌年に変更しようとしても変更できません。

  

取得費を多く計上すると何が良いかと言うと売却時に利益が出た際の課税対象額から取得費が差し引かれます。

 

【例】売却時

1000万利益が出て30%が税率なら、税金は300万ですよね。例えば200万円の取得費を購入時に計上していれば

 

1000万ー200万=800万が

 

課税対象となり、800万×30%で240万が税金となります。60万はでかいです。

 

個人の場合の取得費は、個々に全て計上するか不明な時は売却金額の5%のどちらかを選べます。ただ、きちんと計上していたほうが、殆どの場合税金が安くなります。

 

5%を取得費とした方が、税金が安くなる場合はそっちを選んでもOKです。(あまりありませんが)

 

具体的には【仲介手数料】【固都税の精算金】がこれにあたります。

 

上記2つが取得費になりますが、建物分だけですので丸々全額入れてはいけません。売買契約書に記載している建物価格と土地の価格でそれぞれ按分し、建物分だけを取得費にすることができます。

 

(例)土地400万 建物600万 合計1,000万の物件の場合

仲介手数料が100万なら60万が取得費になります。

固都税精算金が10万なら6万が取得費になります。

(わかりやすい数字にしてあります)

 

 

下記の国税庁のページに記載があります。

No.3252 取得費となるもの|譲渡所得|国税庁

 

不動産取得税などは3の(1)の下段に記載があるように

【業務の用に供される資産の場合には、これらの税金は取得費に含まれません。】 収益物件の場合は取得費に入れることが出来ないので注意です。

 

 

話は変わりますがビットコイン暴落し始めましたね。どうしてみんな群がっちゃうんでしょうね。一つの投資戦略を立て、それに向かってコツコツやっていくのが一番の近道だと思います。

 

あちこち手を出す人は失敗する確率が高いような気がします。孫子の兵法じゃないですけど、儲からないときは動かずにじっと機を待ち、行けるときに一気に行くのが良いのかな、と思う今日この頃です。

 

 

先月引っ越してから家にダイニングテーブルがありません。なんか良いのないかなぁ~と探しています。unicoで売ってた下の写真なんか雰囲気良くてほしいなと思いました。何かおススメあったら教えてください。

f:id:ooya-kajimaya:20180117184632j:plain